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両家顔合わせしおりの作り方 | 手作りで好印象を残すコツ|KIZUNA



両家顔合わせしおりの作り方 | 手作りで好印象を残すコツ




両家顔合わせで「しおり」って作った方がいいの?そんな疑問を持たれる方、結構多いんです。私も招待状制作のお仕事をしている中で、「顔合わせでもしおりは必要?」「作るとしたらどんな風に?」という相談をよく受けます。

正直なところ、顔合わせのしおりって絶対に必要というわけじゃないんですが…でも、あるとないとでは会の雰囲気が全然変わるんですよ。私が実際に見てきた中でも、しおりがある顔合わせの方が断然スムーズに進んで、両家の距離も縮まりやすいんです。

そういえば去年、20代後半の新婦さんが「何を話していいかわからなくて不安で…」と相談に来られたことがあったんです。その時に手作りのしおりを提案したら、当日は本当に和やかな雰囲気になったって後日報告してくれました。

今回は、招待状制作で培ったデザインノウハウを活かして、顔合わせしおりの作り方を詳しくお伝えしていきますね。無料で使えるテンプレートもご用意しているので、手作りが初めての方でも安心して作れると思います。


**10秒でわかるこの記事の要約**
・両家顔合わせのしおりは安心感を作り出し、会話のきっかけになる効果的なツール
・基本情報(日時・場所・プロフィール)とシンプルなデザインで十分な効果が得られる
・テンプレート活用と家庭用プリンターで手作り初心者でも簡単に作成可能
・手作りの温かさが両家の距離を縮め、顔合わせを成功に導く重要な役割を果たす


📌目次





顔合わせしおりの役割と効果

顔合わせのしおりって、まあ単純に言うと「会の進行表」みたいなものなんですが、実はそれ以上の大切な役割があるんです。私がこれまで見てきた中で、しおりがある顔合わせは本当に成功率が高いんですよね。

両家顔合わせの席でしおりを開いて内容を確認している様子、和やかな雰囲気で会話が弾んでいる場面


しおりがあることで変わる顔合わせの雰囲気

しおりの一番の効果は、「安心感」を作り出すことです。初めて会う両家にとって、「今日はどんな流れになるのかな?」「何を話せばいいのかな?」という不安は結構大きいもの。でも、手元にしおりがあると、「ああ、こういう流れなんだ」って心の準備ができるんです。
私が実際に聞いた話では、しおりを作った新郎のお父様が「これがあったおかげで緊張せずに済んだ」とおっしゃっていました。確か2年前の秋頃だったかな…その時のしおりは本当にシンプルだったんですが、それでも皆さん喜んでくださったんです。
それに、しおりがあることで会話のきっかけも生まれやすくなります。「今日はよろしくお願いします」の後に、「素敵なしおりですね」という自然な流れができる。これって意外と大切なんです。



両家の距離を縮める効果的なツール

しおりのもう一つの効果は、「お互いのことを知るきっかけ」になることです。プロフィール情報が載っていることで、「○○がご趣味なんですね」「同じ出身地ですね」といった会話が自然に生まれるんです。

出典:ゼクシィ結婚トレンド調査2024

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によると、顔合わせで最も重視されるのは「両家の親睦を深めること」で、約85%のカップルがそう答えています。しおりは、まさにその手助けをしてくれるツールなんですね。
そうそう、これは個人的な感想なんですが、手作りのしおりって「心遣い」が伝わるんですよ。既製品じゃなくて、わざわざ作ってくれたっていう気持ちが相手に届く。これが両家の関係性にとって、すごく良い影響を与えるんです。
あなたも、誰かが自分のために何かを手作りしてくれた時、嬉しい気持ちになりませんか?きっとご両親も同じような気持ちになられると思います。



手作りしおりの基本構成と必須項目

さて、いざ顔合わせのしおりを作ろうと思っても、「何を載せればいいの?」って迷いますよね。私も最初の頃は、あれもこれもと詰め込みすぎて、かえってごちゃごちゃしたものを作っちゃったことがあります。
でも経験を積む中で、「これだけは絶対に入れた方がいい」という項目が見えてきたんです。

デスクの上にしおり制作の材料やテンプレートが整理されて置かれている作業環境、制作準備が整った状態


絶対に含めたい基本情報

まず、しおりに絶対に載せたい情報をまとめてみますね。シンプルですが、これらがあるだけで十分な効果が期待できます。

しおりに含めたい基本項目は以下の通りです
  • 顔合わせの日時・場所・お店の情報
  • 当日のスケジュール(到着〜解散まで)
  • 両家のプロフィール(簡潔にまとめたもの)
  • 新郎新婦の簡単な挨拶メッセージ



こうした情報があることで、参加者全員が安心して当日を迎えることができるんです。
私がサポートした中で印象的だったのは、お店の地図や最寄駅からの道順まで載せていた新婦さん。確か遠方からご両親がいらっしゃる場合だったと思うんですが、そういう細かい配慮って本当に喜ばれるんですよね。



プロフィール作成のポイント

プロフィール部分は、顔合わせしおりの核心となる部分です。ここで大切なのは、「話のきっかけになる情報」を載せることです。

以下は、効果的なプロフィール構成の表です
項目 新郎側 新婦側 記載例
基本情報 父・母の名前、年齢 父・母の名前、年齢 「父:太郎(55歳)、母:花子(53歳)」
職業・経歴 簡潔な職業紹介 簡潔な職業紹介 「会社員(商社勤務)」
趣味・特技 会話のきっかけになるもの 会話のきっかけになるもの 「ゴルフ、読書」
出身地 地域名 地域名 「東京都世田谷区」



この表を参考に、両家の情報をバランスよく載せてみてください。ポイントは、あまり詳しく書きすぎないこと。会話のきっかけになる程度の情報量がちょうどいいんです。
実際に作ってみると分かるんですが、プロフィールって意外と悩むんですよね。「どこまで書けばいいんだろう」「プライベートすぎないかな」って。でも、あまり神経質になる必要はありません。温かい人柄が伝わる程度の情報があれば十分です。






おしゃれなデザインの作り方とテンプレート活用法

ここからは、見た目にもこだわったしおり作りについてお話ししますね。「デザインセンスがないから…」という方も多いんですが、実はちょっとしたコツさえ押さえれば、誰でも素敵なしおりが作れるんです。
私も招待状制作の仕事を始めた頃は、正直デザインには自信がありませんでした。でも、基本的なルールを覚えて、良いテンプレートを活用することで、お客様に喜んでもらえるものが作れるようになったんです。

テンプレートデザインを比較検討している人の様子、複数のサンプルから最適なものを選んでいる場面


デザイン選びの基準

おしゃれなしおりを作るための第一歩は、適切なデザイン選びです。ここで大切なのは、「顔合わせの雰囲気に合ったもの」を選ぶこと。
まず考えたいのは、お店の雰囲気や両家の好みです。カジュアルなレストランでの顔合わせなら親しみやすいデザイン、格式のある料亭なら落ち着いた和風デザインが良いでしょう。
ちょっと話が逸れるんですが、以前お手伝いした新郎新婦さんで、お二人とも音楽が大好きだった方がいらっしゃったんです。その時は、音符をさりげなく取り入れたデザインにしたら、ご両親も「お二人らしくて素敵」って喜んでくださったんですよね。

デザインを選ぶ時の基準は、以下のような点を考慮するといいですよ。
  • 両家の年齢層(年配の方が多い場合は読みやすさ重視)
  • 会場の雰囲気(和風・洋風・カジュアル・フォーマル)
  • 新郎新婦の個性(シンプル派・華やか派)
  • 季節感(春なら桜、秋なら紅葉など)



あなたなら、どんなデザインが良いと思いますか?正解はないので、お二人らしさが表現できるものを選んでくださいね。



無料テンプレートの効果的な使い方

「一からデザインするのは大変…」という方には、無料テンプレートの活用をおすすめします。最近は本当にクオリティの高いテンプレートがたくさんあるんです。
テンプレートを使う時のポイントは、「そのまま使わずに、少しアレンジを加える」こと。色合いを変えたり、フォントを調整したりするだけで、オリジナリティが出せます。
私がよく使っているテクニックは、写真を1枚加えることです。新郎新婦のお気に入りの場所の写真や、季節の花の写真など。ほんの小さな写真でも、一気に印象が変わるんですよ。
そうそう、テンプレートを選ぶ時は、「編集しやすさ」も重要なポイントです。WordやPowerPointで編集できるものを選ぶと、文字の変更や色の調整が簡単にできます。
テンプレートの活用で大切なのは、あくまでも「素材」として使うこと。そこにお二人らしさをプラスしていくことで、世界に一つだけのしおりが完成します。
結婚式全体のデザインとの統一感を考えたい場合は、【結婚式引き出物に人気のカード型カタログギフト3品を徹底解説】も参考にしてみてください。印刷物のデザイン統一は、全体の印象をぐっと良くしてくれますからね。



印刷・製本の具体的な方法

デザインが完成したら、いよいよ印刷・製本です。ここで失敗すると、せっかく頑張って作ったしおりが台無しになってしまうので、ちょっと慎重に進めたいところですね。
私も最初の頃は、印刷設定を間違えて色が全然違って見えたり、用紙選びで失敗したりと、いろいろと学習しました。でも、コツさえ分かれば、家庭用プリンターでも十分きれいに仕上げることができるんです。

家庭用プリンターでしおりを印刷している作業風景、丁寧に設定を確認しながら作業している様子


家庭用プリンターでの印刷設定

家庭用プリンターを使う場合のポイントをお話ししますね。まず大切なのは、印刷前の「テスト印刷」です。いきなり本番用紙に印刷するのではなく、まずは普通紙で試してみましょう。

印刷設定で気をつけたい点は以下の通りです
  • 用紙の種類設定(普通紙・上質紙・光沢紙など)
  • 印刷品質(標準・きれい・最高品質)
  • カラーマッチング(モニターと実際の色の調整)
  • 余白設定(フチなし印刷か余白ありか)



特に色の調整は重要です。モニターで見た色と実際の印刷結果って、結構違って見えることがあるんです。私も経験があるんですが、画面では薄いピンクだったのに、印刷したら濃いピンクになってしまって…そんな失敗もありました。
実際、

出典:野村総合研究所のNRI生活者1万人アンケート調査2024

こちらをクリック!



では、手作り準備にかける時間が年々増加傾向にあることが示されており、丁寧な準備への意識の高まりがうかがえます。
うろ覚えなんですが、確か3年前くらいに担当した新婦さんも、同じような経験をされていたと思います。でも、そういう失敗も含めて手作りの良さなんですよね。完璧じゃなくても、心のこもった仕上がりになります。



製本・仕上げのコツ

印刷が終わったら、いよいよ製本です。しおりの場合は、複雑な製本は必要ありません。シンプルな方法でも、十分素敵に仕上がります。
一番簡単で見栄えの良い方法は、「中綴じ」です。二つ折りにして、真ん中をホチキスで留めるだけ。それでも、用紙選びや折り方を丁寧にすれば、立派なしおりになります。

製本の時に気をつけたいポイントは以下です
  • 折り目をきれいにつける(定規を使って丁寧に)
  • ホチキスの位置を揃える(中央に2箇所が基本)
  • 表紙の向きを間違えないようにチェック
  • 完成品を最終確認してから人数分作成



そういえば、以前お客様に「角を丸くカットするときれいですよ」とアドバイスしたことがあります。コーナーカッターという道具を使うんですが、これがあると一気にプロっぽい仕上がりになるんです。
でも、まあ、道具にお金をかけすぎる必要もありません。大切なのは、丁寧に作ること。多少不完全でも、手作りの温かさは十分伝わりますからね。



よくある質問(FAQ)

顔合わせしおり作成について相談している様子、疑問点を解決しようとする真剣な表情


どのくらいの時間で作成できますか?

これ、よく聞かれる質問なんです。私の経験では、デザインから印刷まで含めて、初心者の方で3〜4時間程度が目安です。
もちろん、こだわり具合によって時間は変わります。シンプルなテンプレートを使って、プロフィール情報も最小限にすれば、2時間程度でも完成できると思います。逆に、オリジナルデザインを一から作る場合は、もう少し時間がかかるかもしれませんね。
私がお客様にお伝えしているのは、「余裕を持って1週間前には取りかかること」です。慣れない作業だと、思った以上に時間がかかることもありますし、印刷ミスがあった時の予備時間も必要ですから。



印刷用紙はどんなものがおすすめ?

用紙選びは仕上がりを左右する重要なポイントです。私がよくおすすめしているのは、「マット紙」か「上質紙」です。
普通のコピー用紙だとちょっと安っぽく見えてしまうし、光沢紙だと逆に華美すぎる印象になることもあるんです。マット紙は上品な仕上がりになりますし、文字も読みやすいんですよ。
厚みは、110〜135g/㎡程度がちょうどいいです。あまり薄すぎると頼りない印象になりますし、厚すぎると家庭用プリンターでは印刷が難しくなることもあります。



デザインセンスがなくても大丈夫?

これも本当によく相談されます。「私、デザインのセンスが全然なくて…」って。でも大丈夫です。実際に、私がサポートしたお客様の多くは、最初は同じことをおっしゃっていました。
大切なのは、「シンプルに作ること」です。色をたくさん使ったり、フォントをいくつも混ぜたりしない方が、かえっておしゃれに見えるんです。
それに、今はテンプレートも充実していますし、ネットで「顔合わせ しおり デザイン」と検索すれば、たくさんの参考例が見つかります。私も、困った時はいろんな例を見て参考にしていますよ。



両家のプロフィールはどこまで詳しく書く?

プロフィールの詳細度は、確かに迷うところですね。私がいつもお客様にお伝えしているのは、「会話のきっかけになる程度」ということです。
基本的には、名前、年齢、職業、出身地、趣味程度で十分です。あまり詳しく書きすぎると、かえって話すことがなくなってしまったり、プライバシーの観点から好ましくない場合もあります。
個人的には、「ちょっと聞いてみたくなる」程度の情報量がベストだと思います。例えば、趣味のところに「映画鑑賞」とあれば、「どんな映画がお好きですか?」という自然な会話が生まれますよね。



印刷に失敗した場合の対処法は?

印刷の失敗、これは誰でも一度は経験することです。私も何回も失敗してますからね。でも、失敗したからといって諦める必要はありません。

よくある失敗と対処法をまとめると
  • 色が想定と違う&プリンター設定を調整して再印刷
  • 文字が切れている&余白設定を見直し
  • 用紙詰まり&プリンターの掃除をしてから再試行
  • インクがかすれる&インクカートリッジの交換



失敗を防ぐためには、本番前に必ず1枚テスト印刷をすることをおすすめします。少し手間に感じるかもしれませんが、これで多くの失敗は避けられます。



しおりの適切なページ数は?

しおりのページ数は、4ページ(見開き2ページ×2)が基本です。これなら情報も整理しやすいし、作成も簡単です。
1ページ目:表紙(タイトルと日付)
2〜3ページ目:プロフィールとスケジュール
4ページ目:お店情報や連絡先
この構成で、必要な情報は十分載せることができます。もし情報が多い場合は、8ページまで増やすこともできますが、あまり多すぎると読むのが大変になってしまいます。
私がサポートした中では、6ページ構成が人気でした。表紙、新郎側プロフィール、新婦側プロフィール、スケジュール、お店情報、裏表紙という感じで。これくらいがちょうど良いボリュームだと思います。



この記事のまとめ

両家顔合わせのしおり作り、いかがでしたでしょうか?最初は「難しそう…」と思われるかもしれませんが、実際にやってみると案外楽しい作業なんです。
まず、しおりの役割として、両家の緊張をほぐし、会話のきっかけを作る効果があることをお話ししました。プロフィール情報や当日のスケジュールがあるだけで、参加者全員が安心して顔合わせに臨むことができるんです。
作成方法については、基本情報(日時・場所・プロフィール・スケジュール)を中心に、シンプルで読みやすい構成を心がけることが大切です。デザインは無料テンプレートを活用しつつ、お二人らしさをプラスすることで、オリジナリティのあるしおりが作れます。
印刷・製本では、事前のテスト印刷と適切な用紙選びがポイントです。マット紙や上質紙を使い、中綴じで仕上げれば、十分見栄えの良いしおりになります。
何より大切なのは、完璧を求めすぎないこと。多少の不完全さがあっても、手作りの温かさは十分伝わります。両家の距離を縮める素敵なツールとして、ぜひ顔合わせしおり作りにチャレンジしてみてくださいね。
きっと、当日は「素敵なしおりですね」という言葉から、和やかな会話が始まることと思います。お二人の大切な一日が、より思い出深いものになりますように。

まとめ






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