GIFT TIPS

結婚式で引き出物なしはあり?ゲストの本音と失敗しない代替案|KIZUNA

bool(false)
Array
(
    [_edit_lock] => Array
        (
            [0] => 1765338695:1
        )

    [_edit_last] => Array
        (
            [0] => 1
        )

    [post_items_0_post_items_editor_text] => Array
        (
            [0] => 

結婚式で引き出物なしはあり?ゲストの本音と失敗しない代替案|KIZUNA




結婚式の準備を進めていると、「引き出物ってなしにしてもいいの?」という疑問が頭をよぎること、ありませんか?私自身、15年以上ウェディングプランナーとして働いてきましたが、最近この相談が本当に増えてきたんです。 費用を抑えたい気持ち、ゲストの帰りの荷物を減らしてあげたい気持ち...どちらもよくわかります。でも、引き出物をなしにすることで「マナー違反にならないか」「ゲストが不快に思わないか」と不安になりますよね。 実は、引き出物なしが許容されるケースと、避けたほうがいいケースがあるんです。この記事では、引き出物なしに対するゲストの本音から、地域別の慣習の違い、そして最近人気のカード型引き出物まで、プランナーの視点でお伝えしていきますね。

**10秒でわかるこの記事の要約**
・引き出物なしは会費制・少人数婚なら問題なし
・ゲストの反応は世代や地域で大きく異なる
・プチギフトやカード型引き出物が人気の代替案
・両家への事前相談と説明が失敗を防ぐ鍵
目次

結婚式で引き出物なしを選ぶカップルが増えている理由

最近、引き出物をなしにしたい、または最小限にしたいというご相談が増えています。その背景には、結婚式のスタイルが多様化していることがあるんですが、具体的にはどんな理由があるのでしょうか。実際にお話を聞いてきた中で、特に多かった理由をお伝えしますね。

披露宴会場の出口で女性ゲストが小さなバッグだけで身軽に帰る様子

費用を抑えたいという切実な事情

結婚式の費用、正直なところかなり大きいですよね。

出典:ゼクシィ結婚トレンド調査2024

こちらをクリック!

によると、結婚式の総額は平均で343.9万円。物価上昇の影響もあって、以前より費用が増加傾向にあるんです。

「できれば引き出物の分を、料理やドレスに回したい」という声はよく聞きます。ゲスト1人あたりの引き出物相場が5,000〜10,000円程度ですから、50人規模の結婚式なら25万〜50万円...これ、けっこう大きいですよね。

私が担当したカップルの中にも、「両家の顔合わせで揉めて予算オーバーしちゃって...」と悩んでいた方がいました。費用面の事情、本当に切実なんです。

ゲストに荷物の負担をかけたくない配慮

もうひとつ多いのが、ゲストへの配慮から引き出物なしを検討するパターン。

結婚式って、特に女性ゲストはドレスアップしてヒールを履いて来られることが多いですよね。そこに重い引き出物を持って帰るのは...確かに大変。遠方からの参列者ならなおさらです。

【以下のような声をよく聞きます】
  • 電車やバスで来るから荷物を増やしたくない
  • 二次会にも参加するので身軽でいたい
  • 飛行機の手荷物制限が気になる

こうした配慮から引き出物なしを選ぶカップルが増えています。

引き出物なしに対するゲストの本音

さて、ここからが気になるところですよね。引き出物をなしにした場合、ゲストは実際どう思うのか。私がこれまで聞いてきた声を、正直にお伝えします。

披露宴テーブルで豪華なコース料理を前に笑顔で乾杯する若いゲストたち

「正直ちょっと寂しい」という声

まず、残念ながら...寂しいと感じる方は一定数いらっしゃいます。

「ご祝儀を包んだのに、何もないのはちょっと...」という声は、特に40代以上の方から聞くことが多いんです。結婚式に招待されてお祝いを渡すのだから、何かお返しがあって当然、という感覚を持っている方は少なくありません。

正直なところ、「引き出物がない=ケチってる」と受け取られるリスクはゼロではないんですよね。私だってゲストとして参列した時、引き出物がなかったらちょっと「あれ?」と思うかもしれません。

「荷物が減って助かった」という声

一方で、ポジティブな反応もあります。

「正直、引き出物って持って帰るの大変だったから助かる」「好みじゃないものをもらうより、ないほうがいい」という声も、特に20代〜30代の若い世代からは多いんです。

【以下は実際に聞いた感想です】
  • 重いカタログギフトより身軽に帰れて嬉しい
  • 会費制なら引き出物なしは普通だと思う
  • その分、料理が豪華だったから満足

結局のところ、ゲストの年代や価値観によって反応は分かれるんですよね。だからこそ、引き出物なしにするなら「なぜなしにするのか」をしっかり考えて、必要ならゲストにも伝える工夫が大切になってきます。

引き出物なしでも失礼にならないケースとは

「引き出物なし=マナー違反」と思われがちですが、実はそうとも限りません。ケースによっては、引き出物なしでも全く問題ないんです。

ガーデンウェディングで親族と笑顔で歓談する新郎新婦の温かい雰囲気

会費制の結婚式の場合

会費制の結婚式では、基本的に引き出物は不要とされています。

会費制はゲストが会費を払って参加するスタイルで、ご祝儀制とは根本的に考え方が違うんですよね。会費の中に飲食代が含まれているので、「お返し」という概念がそもそも発生しにくいんです。

ただし、会費制でも気持ちとしてプチギフトを用意するカップルは多いですよ。500円〜1,000円程度のお菓子やドリンクを用意して、「今日は来てくれてありがとう」という気持ちを形にする...これはとても素敵な配慮だと思います。

親族のみの少人数婚の場合

親族だけの少人数婚でも、引き出物なしを選ぶケースがあります。

「身内だけだから、堅苦しいことはナシにしよう」という話し合いが事前にできていれば、問題ないことが多いんです。特に、挙式・食事会のスタイルで、披露宴のような形式を取らない場合は、引き出物なしでも違和感が少ないですね。

ただ、ここで注意したいのが「事前の話し合い」という部分。親族とはいえ、勝手に「引き出物なしでいいよね」と決めてしまうと、後々「え、なかったの?」となることも...。特に両家の親御さんには、事前に相談しておくことをおすすめします。

地域や年代によって異なる引き出物の慣習

引き出物の文化って、実は地域によってかなり違うんです。これ、私も全国各地の式場と仕事をする中で実感してきたことなんですが...。

自然光に照らされた華やかなリボン付きギフトボックスの美しいクローズアップ

関東と関西で違う引き出物の考え方

関東と関西では、引き出物に対する考え方が結構違います。

【以下は地域別の傾向を比較した表です】
項目関東関西
品数の傾向2〜3品が主流5品以上も珍しくない
金額の傾向実用性重視豪華さ・見栄え重視
重視するポイントシンプル・効率おもてなし・華やかさ

関西では「引き出物は多ければ多いほど良い」という考えが根強く、5品以上の引き出物を用意することも珍しくありません。一方、関東は比較的シンプルで、2〜3品が一般的。

なので、関西出身のゲストが多い結婚式で引き出物なしにすると、より違和感を持たれる可能性があるんですよね。ゲストの出身地域も考慮に入れておくと安心です。

世代間のギャップと対処法

地域差に加えて、世代間のギャップも大きいです。

50代以上の方は「結婚式に引き出物は当たり前」という感覚が強い傾向があります。一方、20代〜30代は「必要なければなくてもいい」と柔軟に考える方が多い。

この世代間ギャップに対処するには、いくつか方法があります。

まず、親族や年配のゲストには事前に説明しておくこと。「会費制なので引き出物はありませんが、お料理でおもてなしします」など、理由を伝えれば理解してもらいやすいです。

あとは、年配ゲストには別途お礼の品を用意する方法もあります。全員に引き出物を用意するのは大変でも、お車代と一緒にちょっとした品を渡すだけで印象が変わりますよ。

引き出物の代わりになる5つの選択肢

引き出物を完全になしにするのは不安...という方に、代替案をいくつかご紹介しますね。最近は選択肢も増えてきているので、自分たちのスタイルに合ったものを選べるんです。

披露宴会場で新婦がゲストに笑顔でギフトカードを手渡している瞬間

プチギフトで感謝を伝える

まず王道なのが、プチギフト。

引き出物の代わりに、1,000円〜2,000円程度のプチギフトを用意する方法です。クッキーやチョコレート、入浴剤など、かさばらずに持ち帰りやすいものが人気。

プチギフトのいいところは、「何もない」という印象を避けられること。金額は控えめでも、「ありがとう」の気持ちを形にできるので、ゲストの満足度は意外と高いんですよ。

私が担当した結婚式で、新郎新婦の手作りクッキーをプチギフトにしたカップルがいました。「手作りなんて面倒じゃない?」と思ったんですが、ゲストからは「温かみがあって嬉しかった」と大好評でしたね。

カード型引き出物という新しい選択

そして最近注目されているのが、カード型引き出物です。

これは、結婚式当日はカード1枚だけを渡して、ゲストが後日自分でスマホから好きな商品を選んで受け取れるシステム。重い荷物を持ち帰る必要がなく、ゲストの好みに合った商品を届けられるんです。

例えばKIZUNAなら、カード1枚で引き出物・引き菓子・縁起物の3品をゲストが自由に選択できます。価格も3,750円〜10,125円(25%OFF適用)と幅広く、未引換分は返金保証があるので無駄がありません。

「引き出物をなくしたいわけじゃないけど、ゲストの負担は減らしたい」という方には、このカード型が最適解かもしれませんね。形式上は引き出物ありなのに、荷物の負担はゼロ。両方のメリットを取れるんです。

引き出物なしで後悔しないための注意点

最後に、引き出物なしを選ぶ場合に押さえておきたい注意点をまとめておきますね。

まず、両家の親御さんへの相談は必須です。特に「引き出物は当然」という考えを持っている親御さんの場合、事前相談なしで決めてしまうと、後々揉めることがあります。

次に、招待状や席次表で「会費制」「お祝いは辞退」などを明確に伝えること。引き出物がない理由がわからないと、ゲストは混乱してしまいます。

そして、引き出物なしにする代わりに、別の部分でおもてなしを強化することをおすすめします。料理のグレードを上げる、ドリンクを充実させる、送迎を手配する...など、「引き出物はないけど、ゲストへの感謝は別の形で」という姿勢が大切です。

出典:ゼクシィ結婚総合意識調査2024

こちらをクリック!

でも、ゲストが結婚式に求めるものとして「料理」「雰囲気」「新郎新婦の幸せそうな姿」が上位に挙がっています。引き出物の有無よりも、全体としてのおもてなしが重要なんですよね。

ウェディングディナーで提供される美しく盛り付けられた高級コース料理

よくある質問(FAQ)

自宅リビングでスマートフォンからギフトを選んでいる女性の手元

引き出物なしでゲストに失礼になりませんか?

会費制や事前にゲストへ説明がある場合は問題ありません。ただし、ご祝儀制で何の説明もなく引き出物がないと、不快に感じるゲストもいます。

会費制なら引き出物は本当に不要ですか?

会費制では基本的に不要ですが、プチギフト程度を用意するカップルが多いです。500円〜1,000円程度の品で感謝の気持ちを伝えると好印象になります。

親族への引き出物だけ用意するのはありですか?

問題ありません。親族と友人で贈り分けをするカップルは多く、むしろ配慮のある選択と言えます。親族にはしっかり、友人にはプチギフトという形も一般的です。

引き出物の代わりに何を渡せばいいですか?

プチギフト(1,000円〜2,000円程度)やカード型引き出物が人気です。お菓子や入浴剤など持ち帰りやすいものか、後日届くカード型を選ぶカップルが増えています。

カード型引き出物とは何ですか?

当日カード1枚を渡し、ゲストがスマホで好きな商品を選んで後日届くシステムです。荷物の負担がなく、好みの品を届けられるため人気が高まっています。

この記事のまとめ

引き出物なしが許容されるかどうかは、結婚式のスタイルやゲスト層によって変わります。会費制や少人数婚なら問題ないケースが多いですが、ご祝儀制で年配ゲストが多い場合は慎重に検討を。地域差や世代間ギャップも考慮して、両家の親御さんと事前に話し合うことが大切です。完全になしにするのが不安なら、プチギフトやカード型引き出物という選択肢もありますよ。

チャペル前でゲストに見送られながら幸せそうに歩く新郎新婦の後ろ姿 ) [_post_items_0_post_items_editor_text] => Array ( [0] => field_5f32345e39f0f ) [post_items] => Array ( [0] => a:1:{i:0;s:17:"post_items_editor";} ) [_post_items] => Array ( [0] => field_5f3233ec39f0e ) [show_auto_toc] => Array ( [0] => 0 ) [_show_auto_toc] => Array ( [0] => field_68dcc41d1e9b8 ) [_thumbnail_id] => Array ( [0] => 6222 ) [views] => Array ( [0] => 18 ) )



結婚式で引き出物なしはあり?ゲストの本音と失敗しない代替案|KIZUNA



結婚式の準備を進めていると、「引き出物ってなしにしてもいいの?」という疑問が頭をよぎること、ありませんか?私自身、15年以上ウェディングプランナーとして働いてきましたが、最近この相談が本当に増えてきたんです。

費用を抑えたい気持ち、ゲストの帰りの荷物を減らしてあげたい気持ち…どちらもよくわかります。でも、引き出物をなしにすることで「マナー違反にならないか」「ゲストが不快に思わないか」と不安になりますよね。

実は、引き出物なしが許容されるケースと、避けたほうがいいケースがあるんです。この記事では、引き出物なしに対するゲストの本音から、地域別の慣習の違い、そして最近人気のカード型引き出物まで、プランナーの視点でお伝えしていきますね。

**10秒でわかるこの記事の要約**
・引き出物なしは会費制・少人数婚なら問題なし
・ゲストの反応は世代や地域で大きく異なる
・プチギフトやカード型引き出物が人気の代替案
・両家への事前相談と説明が失敗を防ぐ鍵



目次






結婚式で引き出物なしを選ぶカップルが増えている理由

最近、引き出物をなしにしたい、または最小限にしたいというご相談が増えています。その背景には、結婚式のスタイルが多様化していることがあるんですが、具体的にはどんな理由があるのでしょうか。実際にお話を聞いてきた中で、特に多かった理由をお伝えしますね。

披露宴会場の出口で女性ゲストが小さなバッグだけで身軽に帰る様子


費用を抑えたいという切実な事情

結婚式の費用、正直なところかなり大きいですよね。



出典:ゼクシィ結婚トレンド調査2024

こちらをクリック!



によると、結婚式の総額は平均で343.9万円。物価上昇の影響もあって、以前より費用が増加傾向にあるんです。



「できれば引き出物の分を、料理やドレスに回したい」という声はよく聞きます。ゲスト1人あたりの引き出物相場が5,000〜10,000円程度ですから、50人規模の結婚式なら25万〜50万円…これ、けっこう大きいですよね。



私が担当したカップルの中にも、「両家の顔合わせで揉めて予算オーバーしちゃって…」と悩んでいた方がいました。費用面の事情、本当に切実なんです。



ゲストに荷物の負担をかけたくない配慮

もうひとつ多いのが、ゲストへの配慮から引き出物なしを検討するパターン。



結婚式って、特に女性ゲストはドレスアップしてヒールを履いて来られることが多いですよね。そこに重い引き出物を持って帰るのは…確かに大変。遠方からの参列者ならなおさらです。



【以下のような声をよく聞きます】
  • 電車やバスで来るから荷物を増やしたくない
  • 二次会にも参加するので身軽でいたい
  • 飛行機の手荷物制限が気になる



こうした配慮から引き出物なしを選ぶカップルが増えています。



引き出物なしに対するゲストの本音

さて、ここからが気になるところですよね。引き出物をなしにした場合、ゲストは実際どう思うのか。私がこれまで聞いてきた声を、正直にお伝えします。

披露宴テーブルで豪華なコース料理を前に笑顔で乾杯する若いゲストたち


「正直ちょっと寂しい」という声

まず、残念ながら…寂しいと感じる方は一定数いらっしゃいます。



「ご祝儀を包んだのに、何もないのはちょっと…」という声は、特に40代以上の方から聞くことが多いんです。結婚式に招待されてお祝いを渡すのだから、何かお返しがあって当然、という感覚を持っている方は少なくありません。



正直なところ、「引き出物がない=ケチってる」と受け取られるリスクはゼロではないんですよね。私だってゲストとして参列した時、引き出物がなかったらちょっと「あれ?」と思うかもしれません。



「荷物が減って助かった」という声

一方で、ポジティブな反応もあります。



「正直、引き出物って持って帰るの大変だったから助かる」「好みじゃないものをもらうより、ないほうがいい」という声も、特に20代〜30代の若い世代からは多いんです。



【以下は実際に聞いた感想です】
  • 重いカタログギフトより身軽に帰れて嬉しい
  • 会費制なら引き出物なしは普通だと思う
  • その分、料理が豪華だったから満足



結局のところ、ゲストの年代や価値観によって反応は分かれるんですよね。だからこそ、引き出物なしにするなら「なぜなしにするのか」をしっかり考えて、必要ならゲストにも伝える工夫が大切になってきます。







引き出物なしでも失礼にならないケースとは

「引き出物なし=マナー違反」と思われがちですが、実はそうとも限りません。ケースによっては、引き出物なしでも全く問題ないんです。

ガーデンウェディングで親族と笑顔で歓談する新郎新婦の温かい雰囲気


会費制の結婚式の場合

会費制の結婚式では、基本的に引き出物は不要とされています。



会費制はゲストが会費を払って参加するスタイルで、ご祝儀制とは根本的に考え方が違うんですよね。会費の中に飲食代が含まれているので、「お返し」という概念がそもそも発生しにくいんです。



ただし、会費制でも気持ちとしてプチギフトを用意するカップルは多いですよ。500円〜1,000円程度のお菓子やドリンクを用意して、「今日は来てくれてありがとう」という気持ちを形にする…これはとても素敵な配慮だと思います。



親族のみの少人数婚の場合

親族だけの少人数婚でも、引き出物なしを選ぶケースがあります。



「身内だけだから、堅苦しいことはナシにしよう」という話し合いが事前にできていれば、問題ないことが多いんです。特に、挙式・食事会のスタイルで、披露宴のような形式を取らない場合は、引き出物なしでも違和感が少ないですね。



ただ、ここで注意したいのが「事前の話し合い」という部分。親族とはいえ、勝手に「引き出物なしでいいよね」と決めてしまうと、後々「え、なかったの?」となることも…。特に両家の親御さんには、事前に相談しておくことをおすすめします。



地域や年代によって異なる引き出物の慣習

引き出物の文化って、実は地域によってかなり違うんです。これ、私も全国各地の式場と仕事をする中で実感してきたことなんですが…。

自然光に照らされた華やかなリボン付きギフトボックスの美しいクローズアップ


関東と関西で違う引き出物の考え方

関東と関西では、引き出物に対する考え方が結構違います。



【以下は地域別の傾向を比較した表です】
項目 関東 関西
品数の傾向 2〜3品が主流 5品以上も珍しくない
金額の傾向 実用性重視 豪華さ・見栄え重視
重視するポイント シンプル・効率 おもてなし・華やかさ



関西では「引き出物は多ければ多いほど良い」という考えが根強く、5品以上の引き出物を用意することも珍しくありません。一方、関東は比較的シンプルで、2〜3品が一般的。



なので、関西出身のゲストが多い結婚式で引き出物なしにすると、より違和感を持たれる可能性があるんですよね。ゲストの出身地域も考慮に入れておくと安心です。



世代間のギャップと対処法

地域差に加えて、世代間のギャップも大きいです。



50代以上の方は「結婚式に引き出物は当たり前」という感覚が強い傾向があります。一方、20代〜30代は「必要なければなくてもいい」と柔軟に考える方が多い。



この世代間ギャップに対処するには、いくつか方法があります。



まず、親族や年配のゲストには事前に説明しておくこと。「会費制なので引き出物はありませんが、お料理でおもてなしします」など、理由を伝えれば理解してもらいやすいです。



あとは、年配ゲストには別途お礼の品を用意する方法もあります。全員に引き出物を用意するのは大変でも、お車代と一緒にちょっとした品を渡すだけで印象が変わりますよ。



引き出物の代わりになる5つの選択肢

引き出物を完全になしにするのは不安…という方に、代替案をいくつかご紹介しますね。最近は選択肢も増えてきているので、自分たちのスタイルに合ったものを選べるんです。

披露宴会場で新婦がゲストに笑顔でギフトカードを手渡している瞬間


プチギフトで感謝を伝える

まず王道なのが、プチギフト。



引き出物の代わりに、1,000円〜2,000円程度のプチギフトを用意する方法です。クッキーやチョコレート、入浴剤など、かさばらずに持ち帰りやすいものが人気。



プチギフトのいいところは、「何もない」という印象を避けられること。金額は控えめでも、「ありがとう」の気持ちを形にできるので、ゲストの満足度は意外と高いんですよ。



私が担当した結婚式で、新郎新婦の手作りクッキーをプチギフトにしたカップルがいました。「手作りなんて面倒じゃない?」と思ったんですが、ゲストからは「温かみがあって嬉しかった」と大好評でしたね。



カード型引き出物という新しい選択

そして最近注目されているのが、カード型引き出物です。



これは、結婚式当日はカード1枚だけを渡して、ゲストが後日自分でスマホから好きな商品を選んで受け取れるシステム。重い荷物を持ち帰る必要がなく、ゲストの好みに合った商品を届けられるんです。



例えばKIZUNAなら、カード1枚で引き出物・引き菓子・縁起物の3品をゲストが自由に選択できます。価格も3,750円〜10,125円(25%OFF適用)と幅広く、未引換分は返金保証があるので無駄がありません。



「引き出物をなくしたいわけじゃないけど、ゲストの負担は減らしたい」という方には、このカード型が最適解かもしれませんね。形式上は引き出物ありなのに、荷物の負担はゼロ。両方のメリットを取れるんです。



引き出物なしで後悔しないための注意点

最後に、引き出物なしを選ぶ場合に押さえておきたい注意点をまとめておきますね。



まず、両家の親御さんへの相談は必須です。特に「引き出物は当然」という考えを持っている親御さんの場合、事前相談なしで決めてしまうと、後々揉めることがあります。



次に、招待状や席次表で「会費制」「お祝いは辞退」などを明確に伝えること。引き出物がない理由がわからないと、ゲストは混乱してしまいます。



そして、引き出物なしにする代わりに、別の部分でおもてなしを強化することをおすすめします。料理のグレードを上げる、ドリンクを充実させる、送迎を手配する…など、「引き出物はないけど、ゲストへの感謝は別の形で」という姿勢が大切です。



出典:ゼクシィ結婚総合意識調査2024

こちらをクリック!



でも、ゲストが結婚式に求めるものとして「料理」「雰囲気」「新郎新婦の幸せそうな姿」が上位に挙がっています。引き出物の有無よりも、全体としてのおもてなしが重要なんですよね。

ウェディングディナーで提供される美しく盛り付けられた高級コース料理


よくある質問(FAQ)

自宅リビングでスマートフォンからギフトを選んでいる女性の手元


引き出物なしでゲストに失礼になりませんか?

会費制や事前にゲストへ説明がある場合は問題ありません。ただし、ご祝儀制で何の説明もなく引き出物がないと、不快に感じるゲストもいます。



会費制なら引き出物は本当に不要ですか?

会費制では基本的に不要ですが、プチギフト程度を用意するカップルが多いです。500円〜1,000円程度の品で感謝の気持ちを伝えると好印象になります。



親族への引き出物だけ用意するのはありですか?

問題ありません。親族と友人で贈り分けをするカップルは多く、むしろ配慮のある選択と言えます。親族にはしっかり、友人にはプチギフトという形も一般的です。



引き出物の代わりに何を渡せばいいですか?

プチギフト(1,000円〜2,000円程度)やカード型引き出物が人気です。お菓子や入浴剤など持ち帰りやすいものか、後日届くカード型を選ぶカップルが増えています。



カード型引き出物とは何ですか?

当日カード1枚を渡し、ゲストがスマホで好きな商品を選んで後日届くシステムです。荷物の負担がなく、好みの品を届けられるため人気が高まっています。



この記事のまとめ

引き出物なしが許容されるかどうかは、結婚式のスタイルやゲスト層によって変わります。会費制や少人数婚なら問題ないケースが多いですが、ご祝儀制で年配ゲストが多い場合は慎重に検討を。地域差や世代間ギャップも考慮して、両家の親御さんと事前に話し合うことが大切です。完全になしにするのが不安なら、プチギフトやカード型引き出物という選択肢もありますよ。

チャペル前でゲストに見送られながら幸せそうに歩く新郎新婦の後ろ姿





©2020 絆