2021/11/06 雑学
結婚の証!結婚指輪
「結婚」や「ウェディング」の言葉を聞くと、連想する言葉(アイテム)はいくつかあるかと思います。今回は、その連想させるアイテムの一つの「結婚指輪」についてを記載させて頂きます。
そもそもなぜ?指輪?
そもそもなぜ、結婚式やウェディングの言葉を聞くと、「指輪」を連想するのでしょうか?いろいろな諸説がありますが、その一部をご紹介いたします。
・始まりは、遥かむかし
結婚指輪の始まりは、9世紀ごろと言われています。最も古い言い伝えでは、当時のローマ教皇のニコラウス1世が愛する奥さんに指輪を贈りました。その事が話題となり、貴族達の間でも結婚指輪を結婚の象徴となり、その後、一般にも広まったと言われています。
また、1027年のミュールの「ローマの結婚指輪の起源」に記録されている物には「花婿は花嫁に金の指輪を、花嫁は花婿に鉄の指輪を渡し交換している」とあります。
・指輪交換の意味とは!?
結婚式での行われる儀式の結婚指輪の交換。この儀式は11世紀ごろに定着したと言われています。丸い形をした指輪は「永遠に途切れることの無い愛情」の意味を持つとされ、夫婦の絆をより深め、二人の相賀永遠に続くようにとの願いを※、結婚指輪を交換するようになったと言われています。
また、結婚指輪は、お互いの分身、お守りとして交換するという説もあります。二人が離れている時でも、指輪が愛を守ってくれてると言う考えもあると言われています。
・結婚指輪の交換を日本でするようになったのはいつごろ?
指輪自体は、江戸時代の後期にはありましたが、一般的に広まったのはもっと後の事となります。西洋の文化が一気に日本に広まった高度経済成長の時期と言われています。昭和40年以降になると、ジュエリー会社のキャンペーンなども見られるようになり結婚指輪の習慣が一気に広まっていきました。
・結婚指輪をつける指は?
結婚指輪をつける指は左手の薬指。と世間には定着しています。これは、古代ギリシャの考えが関係しているという説があります。古くからギリシャでは、心臓と左手の薬指は、1本の血管でつながっていると信じられており、左手の薬指に指輪をつける事は、二人の心を繋ぐという意味が込められています。
その他にも、指輪をつける指で意味合いが変わるとも言われていて、左手は「信頼」。薬指は「愛情」。となり結婚指輪を左手の薬指に付けるようになったとも言われています。
・そんな結婚指輪はいつ頃からつければよいの?
結婚指輪をいつからつければよいのかを悩んでしまう方もいらっしゃるかと思います。厳密にこの日からつけなくてはいけないという事はありません。
一般的には、
・「挙式で指輪交換」をしてから
・「入籍をした日」から
・「購入して」すぐ
結婚指輪に交換のイメージが強いので挙式の後と考えるかもしれませんが、神前式で結婚する際は、指輪の交換は行いませんので、挙式のスタイルによっても様々だったり致します。また、結婚式事態を行わないカップルももちろんいらっしゃいます。ご自身のタイミングで、指輪のつけてくださいね♪
当たり前のように考えている結婚指輪ですが、その由来を考えるとより神聖なものに感じられます。
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