結婚式招待状の返信例文！連名での宛名の書き方は？

結婚式に初めて招待された時、結婚式招待状への返信に困るという方は少なくありません。「普通に出欠席に〇をして返信するだけじゃダメなの？」「ほかにもマナーってあるの？」と、疑問でいっぱいになってしまいますよね。ここでは、初めてもらった結婚式招待状へ心に残る返信ができるように、結婚式招待状への返信文例を解説します。

結婚式招待状の基本的な返信例文

結婚式招待状の返信の基本的な例文をご紹介します。縦書き・横書きによっても異なり、また宛名にもマナーがあるのでチェックしておきましょう。

縦書きでの結婚式招待状の返信例文

縦書きでの返信の場合、まず宛名の書き方にポイントがあります。表面に記載された宛名の、新郎新婦の名前の後の「行」を斜めの2本線で消して左側に「様」を書き加えましょう。次に裏面の本文です。「ご出席」の「ご」も斜めの2本線で消し、「出席」を〇で囲みましょう。そのほかの「ご住所」「ご芳名」なども、「ご」「ご芳」を2本線で消すようにします。

横書きでの結婚式招待状の返信例文

横書きでの返信の場合は、表面に記載された宛名の、新郎新婦の名前の後の「行」を斜めの2本線で消したら、その下に「様」を書き加えます。裏面の本文は縦書きと同様に「ご」「ご芳」などを2本線で消しますが、縦書きでの結婚式招待状のように縦線2本では消さないようにして、斜めの2本線で消すようにしましょう。

結婚式招待状宛名が家族連名の場合の返信例文

「面識はないけれどご家族で招待したい」と夫婦や家族で結婚式に招待された場合、「令夫人」「ご家族様」などの表記で招待状が届くこともあるでしょう。この場合は、家族連名で返信するのがマナーです。席次表やネームプレート、出席者リストなどの関係もあるため、出席に〇をしたら名前欄に出席する家族の名前を全員分記載するようにしましょう。この際、出席できない家族がいる場合は、せっかくお招きくださった新郎新婦の気持ちを大切にして、メッセージ欄に欠席する家族の名前と理由（「やむを得ない事情」など）を記載しておくようにしましょう。

インスタで話題！結婚式招待状の返信アート

普通に結婚式招待状の返信を書くだけでも構いませんが、新郎新婦により喜びの気持ちを伝えられるように、ひと手間かけてあげるのもおすすめです。最近ではマスキングテープを使ったアートやちょっとしたイラストなどが人気です。

マスキングテープ（マステ）を使った結婚式招待状の返信アート

結婚式の招待状は大体シンプルなデザインになっています。そこに、マスキングテープやシールなどを貼ってちょっとしたデザインをプラスしてみましょう。何もなかった招待状が、ひと手間でとてもお洒落になります。イラストに自信のない方でも手軽にチャレンジできるのが嬉しいですね。

結婚式招待状の返信アートに添えたいイラスト

イラストが描ける方なら、ちょっとしたイラストをプラスしたらぐっとアートな結婚式招待状の返信になります。余白の部分に新郎新婦をイメージしたキャラクターを描いてみたり、本文を縁取るようにイラストを描くのも素敵ですね。「御出席」の「御」や「ご芳名」の「ご」をお花などのイラストで消すのも良いですね。

結婚式の受付を依頼された時の招待状返信例文

親しい友人の結婚式などの場合、結婚式招待状で受付を依頼される場合もあります。その場合は、どのような点に注意すれば良いのでしょうか？

結婚式の受付を依頼されたら一言メッセージを！

おそらく、結婚式の受付を依頼される場合、招待状が届く前にメールやラインで一言依頼の連絡があるかと思います。引き受けることにした場合、メールやラインで返信後、届いた招待状に一言「大切な役を任せてくれてありがとう」とメッセージを添えるようにしましょう。

結婚式招待状の返信での食物アレルギー記入欄の書き方

最近では、結婚式の招待状に食物アレルギー記入欄がある場合も少なくありません。披露パーティでのお料理を心から楽しんでもらいたいという新郎新婦からゲストへの真心ですが、ここに記載する時もちょっとした心遣いが必要です。
まず、アレルギーがある場合は「大変申し訳ございませんが、○○のアレルギーがございますのでご考慮いただけると助かります。よろしくお願いします。」「ご面倒をお掛けして恐縮ですが、○○のアレルギーがございますので、ご配慮いただけると幸いです」など、お詫びの言葉を一言添えると良いでしょう。
アレルギーが特にない場合には、「特にございません。お気遣いありがとうございます。」「アレルギーは何もありません。心遣いありがとうございます。」などと一言心遣いへの感謝を綴っておくと好印象ですよ。

最後に

結婚式の招待状をもらったときの返信文例やマナー、返信アートなどをご紹介しましたがいかがでしたか？結婚式の招待状はボールペンではなく、原則毛筆や万年筆のようなものを用いると良いでしょう。イラストなどは水性の黒インクボールペンでもOKです。また、インクが薄くなってしまったペンやグレーのペンは不祝儀を思わせるので避けるようにしましょう。結婚式の招待状をもらったら、ご友人やご親族の初めての晴れ舞台を真心で彩る返信を心がけましょう。