2021/08/09 雑学
結婚のルーツを紐解く!結婚式はいつ生まれた?

🔍10秒でわかるこの記事の要約
●結婚式の起源は古事記に記された神話の時代にさかのぼり、「国づくりの契り」が始まりとされています
●奈良・平安時代の「婿取り」から、鎌倉時代以降は「嫁取り」へと移行し、時代背景により大きく変化
●戦国時代には「政略結婚」が主流となり、現代の儀式に繋がる「三三九度」「お色直し」の風習が誕生
●現代は宗教・文化・個性を尊重した多様なスタイルが増加し、今後さらに自由な形へと進化が予想されます
●PHOTO WEDDING STYLEでは青山のドレスショップにて、専門スタッフがロケーション撮影をサポート
🧾結婚式の由来
結婚式の由来は古事記の神話に始まり、時代とともに「婿取り」→「嫁取り」→「政略結婚」へと変遷してきました。
祝いや幸せのイメージ「結婚式」。
一言に結婚式といっても、その様子は様々。
人前式や神前式。教会式、仏前式など挙式の内容から、宴会の会場も専門の式場やホテル、レストランなど、
自分たちにあった結婚式が存在します。
そもそもの結婚式は、どのようなカタチだったでしょう?
いろいろな諸説はございますがご紹介させて頂きます。
『結婚式』の由来
・古事記
日本の結婚式の始まりは「古事記」と言われております。
古事記は、はるかむかしの国づくりのお話しからになります。
天上にに住む多くの神々より下界の国づくりを命じられた「「イザナギ(伊邪那岐命)」と「イザナミ(伊邪那美命)」。
そのイザナギとイザナミが下界につながっている沼を天沼矛(あめのぬぼこ)という槍でかき混ぜてできた島「オノコロ島」です。
オノコロ島に降り立ち、天の御柱をたて、イザナギが「私と貴方と、この天之御柱を廻って結婚しましょう。貴方は右から廻り、私は左から廻りましょう。」という約束をし、二人が廻り出会ったところで「なんとまあ、かわいい娘だろう。」「ほんとうにまあ、いとしい方ですこと。」と呼び合って結ばれた描写があり、これが結婚式の起源ともいわれています。
その後、2人は日本という国、土地を作り、たくさんの神々八百万の神を誕生させました。
・婿取り
奈良時代から平安時代は「婿取り」となります。
現実的な結婚式の始まりになると言われています。
当時は、男性が女性の家に通います。通い始めて3日目の夜。
家族の一員として迎え入れるそんな証として、男性に女性側の家族から御餅が振舞われました。
現代でいうところの結婚式となります。
女性側の家に、男性が入る為、「婿入り」と言われています。
また、この行為を三日夜餅と言い、この儀式は平安時代まで、貴族社会の間で主流となっていました。
・嫁取り
時代が流れ、鎌倉時代に入ると今までの「婿入り」から、一転して「嫁取り」。つまりは女性が男性側の家に入る事が、徐々に増えていきます。
一転した理由と考えられているのが、今までの平安貴族社会の雅な時代背景から、騒乱の時代に変化の過度期になり、権力が徐々に女性側から男性側へと強まっていき、主が男性側になったと言われています。
今のような一夫一妻制ではなく、一夫多妻制。一人の男性が何人もの女性を妻にできる事ができ、男性の支配力が強かったと思われます。
・政略結婚
室町時代から安土桃山時代。俗にいう戦国時代。
当時の武家の結婚は、「家と家の結びつき」という意味合いが強く、まさに政略結婚が広く横行します。
この時の結婚式あたりから、現在の結婚式にも行われている「式三献」、「三三九度」や「お色直し」が登場します。
花嫁が輿に乗り、嫁入り道具を持って男性の家に向かう事から、武家の結婚式は始まります。
花婿の家に着くと、花嫁は輿からおり、花婿、花嫁、侍女だけの部屋で盃にお酒を三度に分けて注ぎます。これが「式三献」。
次にその注がれたお酒を花嫁が口をつけ花婿が飲み干します。これを3回繰り返します。いわゆる「三三九度」です。
その後の3日間は、花嫁は白装束で過ごします。3日目に初めて色柄の入った着物に着替えることが出来ます。
これが「お色直し」の由来となります。
お色直しをしたら、お披露目です。ようやく花婿の家族や親族と対面し、お嫁としてその家に迎え入れられるカタチとなります。
と、このようなカタチで時代背景と共に大きく変化して行きました。
昨今になると宗教の違いやそれぞれの国での結婚式の情報がテレビやネットなどで気軽に入ってくるようになります。
結婚式も今後は、今までとは比べ物にならない速さで、カタチを変えていくような気がします。
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